2016年5月3日火曜日

マップエディタ

2Dゲームを作る上で結構重要なのがマップエディタです。

私はこれまで、自作のマップエディタ(S/MAPEDIT)を使って2Dゲームのマップを作っていました。既成品を使えば良いのかもしれませんが、色々と細かいことをやろうとすると既成品では機能不足だったりします。
自作マップエディタ S/MAPEDITの画面
(NOKOGI Rider開発当時のもの)

ただ、これを今のメイン開発環境(Mac)で動かすのは辛すぎる。wineで動かすのが手っ取り早いですが、せっかくMacで動かすなら、トラックパッドと相性の良いUIに修正したい。とはいえ、思いっきりWindows依存しまくりのS/MAPEDITをMacポーティングするのはかなりキツイ。(スクロールバーなどのMFCとかではなく全部DirectXで自前描画しているので、普通のWindowsプログラムと比べればまだ移植は簡単な方ですが)

という訳で、素直に外部ツールを使い、コンバータを作って都合の良いデータ形式に変換してあげるのが得策でしょう。

先日、少し実験的にJSでゲームを作っていた時に見つけた Tiled Map Editor というツールがかなり良い感じです。
http://www.mapeditor.org/
・任意サイズに設定可能なタイル上に16x16マップチップを配置できる。
・イベントオブジェクトとして使えるオブジェクトレイヤーがある。
・オブジェクトに任意プロパティが持たせられる。
とりあえず、最低限必要な上記の要件は満たせています。
ただし、出力データ形式が XML, JSON, JS だからVGS(C言語)では扱い難いので、独自バイナリ形式に変換するツールだけは自作する必要がありそうです。まぁ、それぐらいboostを使ってCLIで作れば一瞬で作れるので大した労力ではないですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

合理的ではないものを作りたい

ここ最近、実機版の東方VGSの開発が忙しくて、東方VGSの曲追加が滞っています。 東方VGS(実機版)のデザインを作りながら検討中。基本レトロUIベースですがシークバーはモダンに倣おうかな…とか pic.twitter.com/YOYprlDsYD — SUZUKI PLAN (...