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2013年11月10日日曜日

Battle Marine講座

作り手自身が、自作ゲームの攻略法とかを書くのは如何なものかと思います。

ただ、Battle Marineに関しては、本当の楽しみ方を見つけるまでに結構なやり込みが必要で、ついでに殆ど売れてないから、半ば自暴自棄になりながら、このゲームの楽しみ方を、なるべく面白おかしく書き綴ろうと思います。

いや、このゲーム本当に良く出来てます。
自分で言うのも何ですが。

(1)Battle Marineとは?


Deep Scan(©SEGA)を、よりスピーディーに、より暴力的にというコンセプトで作られたアクションゲームです。ちなみに、副題の - KAISEN - は、海戦と海鮮の両方の意味があります。

サカナやカニなどの海鮮キャラクタたちと、熱い海戦をしましょう。

Windows,Android,iPhoneに対応しています。
Windows版は完全無料なので、まずはWindows版を試して、気に入ったらスマホ版を買ってください。

(2)Deep Scanとは?

Deep Scanとは、艦船を左右に操作して、魚雷で潜水艦を倒すアーケードゲームです。

遥か昔に作られたゲームですが、このシステムをパクったゲームは物凄く沢山あります。
有名どころでは、Bio_100%のSuper Depthとかですかね。

Super DepthはPC-9801用のフリーゲームですが、最近はブラウザ上でプレイできます。
http://bio100.jp/play_game/superdepth.html
※もちろん、無料です。

Deep ScanもSuper Depthも、とても面白いゲームです。

(3)根本的な違い

Deep ScanとBattle Marineは、似てるけど根本的に違うゲームです。

まず、弾の速度が全然違います。
Deep Scanは、ゆらゆらと落ちていきます。
一方、Battle Marineは電光石火の如くズドンと落ちていきます。
この違いにより、ゲームバランスの根幹部分に、決定的な違いが生じます。

その違いを漁業手法に例えると、
・Deep Scan = はえ縄
・Battle Marine = 一本釣り
みたいな感じでしょうか。

Deep Scanは、狙って敵を倒すゲームではありません。敵のヒット率がなるべく高い形に爆弾をばら撒き、それに引っ掛かってくれることを願いつつ、敵弾を避けるゲームです。つまり、運ゲー的な要素が強いです。

一方、Battle Marineは敵を目視してから狙ってファイアすれば撃破できます。つまり、Battle Marineに問われる能力は、運ではなく、スナイパーとしてのテクニックです。完全なる実力主義の世界です。

ただ、運要素が全くない訳ではありませんが。
(巻き込みの発生条件とか)

(4)巻き込み

Battle Marineのもう一つの特異点として、「巻き込み」というシステムがあります。
「巻き込み」は、爆発に巻き込まれた別の敵を、連鎖的に破壊できるシステムです。
まぁ、ありがちかもしれませんが。

巻き込みを活用することで、少ない弾数で多くの敵を撃破できます。

最近のシューティングゲームは、マシンガンのように無闇やたらと弾を乱発して、スカッと破壊できることが重要だと考えられています・・・というより、避ける方にばっかりフォーカスしていて、撃つ方に対する哲学がされてないゲームが多いです。シューティングなのに...ただし、そういうゲームが悪いという訳ではありません。私自身、弾幕STGは嫌いではないですし。しかし、「そういうゲームありき」なのは、如何なものかと思っていたりします。シューティングの本質というか、そういう感じのものが失われているような気がするので。もちろん、面白くないのであれば淘汰されて当然ですが、本当に面白くないのだろうか?ただ、創る人が居ないだけではないだろうか?などと悶々と考えていたりします。

そんな訳で、Battle Marineは、スナイパー的なプレイを楽しむゲームにしたいと考えました。そこで、スコアリング・システムを工夫し、少ない弾数で多くの敵を撃破することに対するインセンティブを与えることにしました。

(5)スコアリング・システム

Battle Marineは、「爆破」が発生した時にスコアが加算されます。
爆破は、敵機を破壊するか、敵弾を破壊することで発生します。
(実は、自機がやられた時の爆破でも加算されます)

爆破1回で得られるスコアは、最初は10点です。
そして、爆破が発生すると、基礎点と呼ばれる数値が上昇します。

基礎点が一定以上になると、スコアが20点、30点・・・と上昇していきます。
しかし、ミスショットをすると、基礎点が減っていきます。
(ただし、スコアが10点未満になることはありません)

つまり、ミスショットをせず、なるべく巻き込みを起こして敵機を破壊すれば、スコアが大幅に高くなります。

(6)ランク・システム

Battle Marineは、プレイ時間の経過でレベル(Lv)がどんどん上昇します。Lvは、ランクカウンタと呼ばれる変数が0になったタイミングで上昇し、最大16まで上がります。

ランクカウンタは、フレーム経過で減少します。
つまり、何もしなくてもレベルは上がっていきます。

更に、ランクカウンタは、次の条件でも減少します。
・敵に逃げられた場合
・ミスショットした場合

つまり、敵に逃げられたり、ミスショットをするとレベルが早く上昇します。

(7)前半と後半は別ゲーム

実は、Battle Marineは前半(Lv.1~8)と後半(Lv.9~16)では、全く別物のゲーム性になるように調整してあります。

ちなみに、後半戦突入の目安は、カニが出現するタイミングです。

前半は、ミスショットを極力減らして基礎点上昇に専念します。
また、なるべく敵を逃がさないようにして、Lvの上昇を遅らせることも大切です。

後半は、敵の密度が高いので、狙って撃たなくてもミスショットが発生する確率が低く、巻き込みも発生し易いです。つまり、後半は基礎点の減点を気にせず、乱射しまくればOKです。(もちろん、ある程度狙った方がスコアは高くなりますが)

私はBattle Marineを設計した当初、「何も考えずに暴力的にショットを乱射してスカッとプレイできるゲームを作りたい」と考えていました。
その一方で、「なるべく少ない弾数で敵を撃破するスナイパーゲームにしたい」とも考えていました。
つまり、その二つの考えを、一つのゲームで同時に実現することにしました。

(8)SHOOT EM UP!!

ここまでの内容を理解した上で、もう一度Battle Marineをプレイしてみて下さい。
本当の楽しさが分かると思います。
Good Luck!

・・・うーん、面白おかしく書くつもりが、あまり面白くはならなかったかも。。。
っていうか、こんなゴチャゴチャ書いたら、ますます客離れが進みそうだw

2013年7月14日日曜日

Battle Marine完成

昨日(13-Jul)、Battle Marineが完成したので、Windows版とAndroid版をリリースしました。
ダウンロードはコチラからできます。

(プロモーション動画)

例によって、iPhone版も近々リリースする予定です。
ちなみに、iPhone版は、リリースから数日間は無料配布し、その後、有料化する予定です。リリースに関する情報は、私のSNSアカウント(Twitter、Google+)でつぶやく予定なので、無料でiPhone版をゲットしたい方はリストなりフォローなりで監視をしてください。

このゲームの趣旨

このゲームは、PC-8001時代に今風太さんが作成したSUB-MARINEというゲームのキャプチャ画像を見て、「これは、面白そうだ」と思って起草しました。ただし、私はSUB-MARINEをプレイしたことはありません。キャプチャ画像を眺め、ゲーム内容を想像しながら自分流にリファクタした感じです。

もっとも、このゲーム自体、いわゆる「潜水艦モノゲーム」という有名なカテゴリのゲームなので、全くの無知ではないかもしれません。例えば、PC-9801のSuper Depth(BIO_100%)の序盤ステージや、アーケードゲームのDeep Scan(セガ)のような感じだろうと思います。

実のところ、私は潜水艦モノゲームがあまり好きではなかったりします。何というか、チマチマしているような印象があったので。私は、チマチマしたゲームは好きではありません…もっと、ガシガシとスピーディーに敵を殲滅したい。そんな訳で、そういう感じの人(≒危ない人)の欲求を満たせる潜水艦ゲームを目指して開発したのが、この「Battle Marine」です。

ニコ動ゲームフェス2

このゲームですが、懲りずにニコ動画ゲームフェス2に出品しました。
ニコ動版の動画はコチラ
※動画の内容は、上記(YouTube版)と同じです。

前回のゲームフェス(※iPhone版NOKOGI Riderを出品)と違って、肩の力が抜けきった状態でお手軽に作ったゲームだから、受賞を逃しても全く惜しくないという、極めてパッシブな理由で再挑戦することにしました・・・というのは嘘で、なるべく多くの方の意見を頂きたいというのが理由です。取りあえず出品しておけば、少なからずインプレッション機会があり、第三者の意見を頂ける機会があるから、参加しました。

ニコ動は仕様上、率直な意見を頂き易いシステムなので、とても参考になります。ストア上のレビューも参考になりますが、第三者の反応というのは、多ければ多いほど良いです。もちろん、褒められると嬉しいですが、指摘されるのも嬉しいです。Mですね。本当は、2chとかでも晒してみたいところなのですが、2chで自分から率先して宣伝するのはちょっと憚れるので、2chでは、私の方から率先して情報を出さないようにしてます。

売り方について

私は、Battle Marine以降にリリースするゲームについては、Invader Block 2やNOKOGI Riderみたいな感じのLite版(制限付き無料バージョン)は提供しないことにする予定です。以前、ブロマガの方にも書きましたが、今後はこういう感じのミニゲームを大量に作っていく路線でいきたいので、無料版を作る暇があったら別の新作開発に時間を充てたいというのが最大の理由です。

ついでに、Invader Block 2やNOKOGI Riderでの経験を経て、如何に無料版を作っても、売れないものは売れないし、売れるモノは無料版が無くても売れるということを理解したという事情もあります。

もちろん、無料でモノを提供することも重要です。
何処の馬の骨とも知れない人間が作ったゲームを買ってくれる人は、そうそう居ないので。

しかし、同じゲームの無料版と有料版を配布するのは、無意味なことだと確信しました。例え機能制限をしていても、機能制限されている内容で満足する人が大多数なので。例えば、この記事によると、怒首領蜂大復活ですら、ステージ1しかプレイできない無料のLite版をリリース以降、売り上げがガクッと落ちたりしたようですし。もちろん、このケースは前評判が良く、露出機会も多い大手に限られることです。ただし、私のようなニッチな路線でやっている人間にとっても、少なからず同じようなことが言えます。

それでは、どうすれば良いのか・・・という点の解は、まだ出てません。
波の随に漂う浮草の如く、色々な方法を模索しているところです。

2013年6月23日日曜日

破壊意欲を満たせる潜水艦ゲーム

Depth charge等の潜水艦ゲームは、弾のスピードが超低速でじれったい感じがあまり好きではなかったりします。その感じこそが潜水艦ゲームの醍醐味かもしれませんが。

とりあえず、敵潜水艦を登場させ、自機のショットで破壊できるところまで作成。
敵をぶっ壊せる図
静止画だと分かり難いですが、自機の弾は無茶苦茶早めです。
バシバシ打ち込むことができ、バカスカぶっ壊せて快適です。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽと笑いながら画面をバシバシ叩いて、敵をバカスカぶっ壊していく様子は、客観的に見て若干狂気めいているかも。良い感じです。
流石にこのままリリースという訳にはいかないかもしれませんが、個人的にはこのままリリースしてしまっても良いぐらい。

敵の種類は、潜水艦の他に海鳥、魚、カニなどを入れようと思っています。
海鮮要素を強めにしようかと。
海戦(BATTLE MARINE)だけに!!
それが言いたかっただけ。

ところで、NOKOGI Rider開発時は、ほぼ毎日のようにこの日記に開発状況を書き綴っていましたが、今年初めぐらいから、Google+を使い始め、そっちの方にツイートしていくのがメインになりました。このブログは元々、与太話を延々と書き綴るだけで、マネタイズ(収益)とかを一切していないから、それならツイート的な感じで流してしまって良いかなと思ったので。
ただ、先日このブログをスマホからでも閲覧できるテンプレートに変更して、自分で読み返してみたのですが、客観的に見て中々面白い。お気軽なツイートも良いですが、こうやって後から読み返し易いブログ形式でツイートしておいた方が、後々楽しいかも。
そこで、そこそこの規模の文書なら、ツイートで流すのではなく、ブログに書き残しておく方向にしてみようかと思っているところです。

Battle Marine ~ 海戦

各種SNSサイトでちょこちょこと発言していますが、新作を開発中です。
タイトルは、「BATTLE MARINE」(バトルマリン)。
Deep ScanやDepth chargeみたいな感じの潜水艦ゲームです。
開発中の画面(※まだ敵は入れてない)
NOKOGI Riderのような本格的なSTGではなく、どちらかといえばInvader Block 2のようなスマホ向きのお手軽ミニゲームになります。
今風太さんのSub-Marineというゲームの画面を眺めつつ、起草。

ちなみに、私は実際に上記ゲームを遊んだことはないです。
ゲーム内容を想像しながら新しいゲームを創造するのは、中々楽しい。
昔、マイコンBASICマガジンという雑誌に、「パソコンゲームに想いを馳せて」(山下章・著)というコラムがあり、そこに、パピコン(PC-6001)やPC-8001など、石器時代のゲームのキャプチャ画像が張り付けられていたのですが、その記事を読むのが好きでした。何というか見ているだけで楽しくなります。
その時代のゲームは、主に個人が製作して、それを企業(九十九電機など)がパッケージ販売していたようです。個人製作のゲームでビジネスが成り立っていたという点では、今のスマートフォン市場にも通じるところがあるかも。
ビジネスとして成り立っているのか定かでない点も含めて。
個人的には、本格的なビジネスとして成り立つか定かでない時期というのが一番楽しいと思います。何というか、本格的なビジネスとして成り立ってしまうと、本気度の高い人だけの独壇場になり、面白い物が生まれ難くなるという事象を何度か経験しているので。本気度が高いと、工業製品みたいな感じの「売れるモノ」しか作らなくなってしまうので、結果的にどんどん保守的になってしまうものです。

それはさておき、オールドゲームの画面を見ていて私が感じる「楽しさ」の正体は何なのか?その点について、私なりに考察してみたところ、それは「創造意欲を高めてくれる楽しさ」なのではないだろうかと思いました。

このキャラクタはどう動くのだろうか?
何が勝ち目標なのか?
どうすれば死ぬのか?

といったことを静止画を眺めつつ考える。
それにより、新しいゲームが創造されていく。
それが楽しい。(たぶん)
という訳で、その「楽しさ」を形にすることが、このゲームの開発趣旨です。

もちろん、スマートフォン用に作るからには、スマートフォンに適したデザインにしますが。
操作方法については、いつも通り「片手で操作できること」を必須条件にします。
現状では、タッチをするとその地点を目指して左右に動き、タップする(正確には指を離す)とショットを発射する感じにしていますが、これで中々快適に操作できます。
ただ、タップが必要なので、その点が煩わしくないかちょっと心配。
まだまだ、改良の余地があるかもしれません。

あと、売り方についてはInvader Block 2と同じ方式(Windows版を無料で配り、Android/iPhone版を有料で配る方式)にしようかと思っています。今回は、Invader Block 2やNOKOGI Riderみたいな感じのスマホ用のLite版は配らないかも。
売り方については、まだ全然確定してません。
なお、HOPPERについては、私的にはそんなに面白くなかったため(私以外の人にはそこそこウケてましたが...)、例外的に無料配布してしまいました。ただし、iPhone版に限り有料販売にしていますが。
今回のゲームは、面白くなりそうな予感がするので、Android版も有料販売をするであろう点については確定してると思います。

合理的ではないものを作りたい

ここ最近、実機版の東方VGSの開発が忙しくて、東方VGSの曲追加が滞っています。 東方VGS(実機版)のデザインを作りながら検討中。基本レトロUIベースですがシークバーはモダンに倣おうかな…とか pic.twitter.com/YOYprlDsYD — SUZUKI PLAN (...